It seems to be hemorrhoids
1.痔って
数日前から、お尻が痛くなってきて、病院に行ってきました。
「外痔」とのことでした。
肛門の脇に、水脹れができただけと思っていて、それを痔というんだそうです。
2.症状
日曜日午後あたりから、お尻が痛い感じがしてきました。
夕方、お風呂に入った時に、痛いところを触って確認すると、どうも、肛門入口付近に小さな水脹れができていました。
次の日の朝、排便時にティッシュ越しに患部を確認すると、水脹れがちょっと大きくなっていました。
この時までは、普通の水脹れで、ポニョポニョした感じの柔らかい水脹れで、痛みもあまりないので、その日はボウリングをしてきました。
そしてその夜になると、痛みはそれほどではないのですが、じっとしてても痛い感じがして、夜は熟睡できませんでした。
次の日の朝、近くの肛門科の病院を検索したら、近くに診てくれそうな病院があったので、そこの病院に予約を入れました。
「肛門科」はないのですが、大腸ポリープの手術とかをやっているぐらいの新しい病院で、まず、家に近い、ということからこの病院に決めました。
この日の朝の時点で、患部が、少し硬くなってきたようで、痛みが少し増してきたようです。
3.そして病院へ
午後に、病院を受診しました。
病院でお尻を診てもらうのは初めてのことで、今までにない緊張をしていた感じです。
というか、病院って、1年に1回行くかどうかぐらいなので、そもそも病院嫌いなので、しかもお尻の病気なので、ということだと思います。
診てもらうと、開口一番、「血豆になってますね」でした。
ビー玉ぐらいの血豆ができていたそうです。
「切開しないとだめだけど、今から他の病院を探すのも難しいだろうから、うちで切っちゃいますか?」
ということでした。
切らないで、とは言えないし、早く治して欲しいし、もちろん答えは「お願いします」しかありません。
4.そして手術
切開するので、それも手術なんだそうです。
「手術」なんて、生まれてこの方受けたことがないのに、初めての手術が肛門付近、というのもおかしいような残念なような感じでした。
まず、消毒をした後、麻酔をされました。
2、3箇所に針を刺したみたいです。ちょっと痛かったですが、まぁ、耐えられるレベルでした。
そして、「切りますねー」と、ちょんちょんって感じで手際よく切開したみたいです。
お医者さんって、すごいですよね。
あっという間に手術完了です。
診察が始まってから、手術終了まで20分ぐらいだったと思います。
切開して出てきた血の塊を見せてもらいましたが、まぁ、結構な量の血の塊でした。
5.血が止まらず
診療後、自宅に戻り、痛みもないし、なんとなくこのまま治っていくのかなぁ、という安心した気持ちで、リビングでくつろいでいました。
しばらくして、座椅子から腰を上げたら、座面に血がべっとり。
パンツからズボンから血だらけになって、患部のガーゼを外したら、血が滴り落ちる状態で、びっくりして、病院に電話してしまいました。「血が止まらないんですけどー」。
そしたら、「自宅から病院までどのぐらいかかりますか」と聞かれ、「5分か10分ぐらいです」と言ったら、「今から来れるならきてください」とのことでした。
病院が閉まるギリギリの時間だったみたいです。
そして早速診察室へ行くと、「切開したところを縫っていないので、血は出るんですよね」とのこと。
縫ってしまうと、そこがまた化膿したりするので縫わないんだとか。
確かに、そうですよね。
再度、患部の処置をしてもらい、ガーゼを当ててもらいました。
その時には、もう出血は止まっていたみたいです。
6.その後の経過
病院から帰ってからは、多少の出血はあったものの、ほぼほぼおさまったようです。
厚手のマットを敷いて就寝したので、出血漏れの心配はありませんでしたが、それよりも、また多量に出血するのが心配でした。
そのため、寝返りもゆっくりとするようにしていましたし、なんとなく患部が気になって、あまりよくは眠れませんでした。
朝食後、いつものように排便をするわけですが、この排便時にまた多量出血するんじゃないかが心配でした。
トイレで確認したところ、昨日は、就寝後の出血はほとんどなかったようです。
そして、前日から心配していた排便の時がやってきました。
いつものようにすんなり排便でき、痛みはありませんでした。痛み止めを飲んでいるので、痛みはないのはわかるんですが、排便によって傷口がまた裂けてしまうのが心配でした。
ウォシュレットで洗浄後、ペーパーで優しく拭いてみましたが、出血は少しだけでした。
早速、ガーゼに塗り薬を付けて、患部へ当てました。
7.何が大変かというと
患部をガーゼで保護するのですが、それが固定できないのが大変なんです。
テープで固定してもすぐに取れたり、ずれたりしてしまいます。
こういう患部の保護には十時帯みたいのがいいらしいですが、家にはないので、あれこれ考えました。
結局は、ガーゼを当てた部分にタオルを当て、腰の部分にはベルトをして、タオルを股に挟んだ状態で、タオルの端をベルトに入れて固定する、というのがなかなか良いアイディアでした。
手作り十時帯みたいなものでしょうか、これでいけそうな感じです。
万一、出血が漏れた時のために、カミさんからは生理用ナプキンをもらって、それをパンツに付けておきました。
下手くそな図ですが、下記のような感じです。
8.術後診察
※2024/1/26追記
手術から3日後、経過確認のための診察を受けてきました。
「8割ぐらい治ってます」
とのことでした。
出血もほとんどなくなってきていて、痛みもほとんどなく、確かに回復方向であることは実感できています。
もう病院には来なくて良いそうで、今回で、診察終了ということになりました。
痛み止めの薬はある分は飲んでしまって良いそうで、軟膏はもう少し続けて、とのことでした。
短期間で完治方向に向かっていて、本当に良かったです。