The weight of a bowling ball
1.購入ボールの重さ
先日購入のボールの重さを計ってみたところ、公称値よりも軽いことがわかりました。
当たり前の話ですが、新品ボールにドリルするわけですので、当然、穴を開けることで重量は減少します。
購入したボールの公称値は14lb2ozでした。
1lb=0.4356kg
1oz=1/16lb=28.4g
14lb2oz=14×453.592+2×453.592/16=6350.29+56.7=6407g
体重計での実測値は6300gでした。
実測値をlb,oz換算すると、13lb14ozとなります。
その差が107gでした。
2.ドリルによる重量減少
当然のことですが、ドリルによって重量は減少します。
その量がどのぐらいかはよくわかっていなかったので、ちょっと調べました。
すると、指の大きさとかで違いは出ますが、大体、3穴で56〜85gだそうです。
私の指は、おそらく細い部類に入るようなので、仮に60gとしておきましょう。
60gは2.1ozに相当します。
つまり、新品の14lb2ozのボールに3つの穴を開けたら、14lbを切ってしまうんです。
それでも、あと約2oz分が余分に減っているように思います。
3.プラグによる重量減少
今回購入のボールは中古での購入で、プラグを1回していることを承知で購入しています。
また、購入後、もう一回プラグをしていますので、合計2回のプラグを実施したことになります。
プラグでも重量が減少するということなので、その減少量がどのぐらいかも調べてみました。
3穴をプラグすると、20〜40gぐらい減少するそうです。
ですので、2回プラグしたことで、少なく見積もっても40gぐらいは減少する、ということになります。
4.従来ボールとの比較
従来使用のボールは13lb3ozでした。
今回、ボールを新調するにあたり、1lbを増加したいと思って、14lbのボールを探していたわけですが、前記の通り、14lbよりも軽いボールになっていました。
ですので、従来のボールとの差が1lb未満になってしまったと思いました。
しかし、それは間違いで、従来のボールも公称値13lb3ozよりも軽いわけですから、結果的には約1lb重いボールを入手した、ということになります。
5.ボールの重さ選ぶ際の留意点
上記の通り、ボールの重さは、公称値よりも減少するので、重量を重視する場合は、ドリルによる減少分を考慮したボール選定が必要になります。
重量キープ早見表:
